まつげエクステ技術者養成基礎講座 Ver.6.1
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主にまつげエクステ用グルーに使用されるシアノアクリレートの種類は以下のとおりです。※保管は温度と湿度の管理が重要です。※上記「特徴」に記載した内容は、まつげエクステ用グルーの主成分:シアノアクリレートの特徴を記載しています。※上記「名称」以外にもシアノアクリレートは多くの種類がありますが、同じ物質名称や、あまり使用されていないものは省略し代表的なものを記載しています。※メチルシアノアクリレートは、一般社団法人日本まつげエクステメーカー連合会の規定において、主成分としての使用は認められておりません。(メチルシアノアクリレートを主成分とするグルーの使用は避けましょう。)12シアノアクリレートの種類シアノアクリレートの硬化メカニズムシアノアクリレート確認方法刺激(強い)刺激(弱い)非常に危険名称エチルシアノアクリレート /シアノアクリル酸エチルブチルシアノアクリレート /シアノアクリル酸ブチルエトキシエチルシアノアクリレート /シアノアクリル酸エトキシエチルメチルシアノアクリレート /シアノアクリル酸メチルシアノアクリレートの種類は、メーカーの説明書やSDSに表記されています。使用中、または使用を検討しているグルーの成分がわからない場合は、メーカーに確認するなどの対策が必要です。まつげエクステンション用グルーの主成分であるシアノアクリレートは、空気中の水や被着物表面の微量の水等(重合のトリガーとなる物質)によって増粘硬化が開始されます。通常、容器に入っているときは、液体の容量に対して空気に触れている表面積が小さく、増粘硬化しにくい状態ですが、容器から取り出し接着操作を行うことで増粘硬化が活発になり、全体が連鎖的に増粘硬化していきます。科学的にはこの硬化原理を「重合反応」といいます。また、施術空間(室内)におけるPHの関与(アミン・アルカリ等)で反応性が変わります。例えば、ヘアサロン内で使用されるヘアカラー剤の1液におけるジアミン、パーマ剤の1液におけるアルカリの影響によって、グルーの反応性が変わります。また、内装工事などでクロス(壁紙)を張り替えて間もない場合にも、クロス(壁紙)を貼る際に使用する接着剤によって一定期間、施術空間(室内)に放出される揮発成分の影響を受けることになります。シアノクリレートの硬化に伴い、接着面やその周辺が白くなる現象が起こることがあります。これは「白化現象」と呼ばれています。※硬化とは、グルーが液体から徐々に固まり硬くなっていく状態のことです。まつげエクステ用グルーに多用されている。硬化速度が速く接着力も強いが、刺激、臭いがやや強い。工業用・医療用・一般家庭用など幅広く利用されている。低刺激・低臭気エチル系と比べて硬化速度は遅く、接着力もやや弱い。シアノアクリレートの中で最も刺激が少なくほぼ無臭。エチルシアノアクリレートやブチルシアノアクリレートの刺激性や臭気が原因で引き起こる問題を改善するために開発された。エチル系と比べて硬化速度は遅く、接着力もやや弱い。シアノアクリレートの中で最も刺激が強く、皮膚や粘膜に近づけることは避けるべき主成分特徴

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