まつげエクステ技術者養成基礎講座 Ver.6.1
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当店では装着だけでリムーブはやっていません / 私に任せておいてくださいの一言でデザインの希望を聞いてくれなかった / あなたの望むデザインは広告の3倍の値段になると言われた / ベッドが汚かった / テープが真っ黒で汚かったので帰りたくなった / シルクの毛を使っていると言われたがシルクではなかった / マスクもせずに施術されて口臭が気になったがマスクはしなくていいのか? / リペアも通常の施術と同じ料金と言われた / すぐに取れた場合は保証すると言ったが混んでいて予約できない、サービスが無いのと同じ/他多数。まぎらわしい、ややこしい広告は顧客の信頼を無くしてしまう要因となりえることをしっかり理解し、広告を出すときは「顧客目線」で考えることが大切です。顧客がだまされたと思うに至るからくりがあるような広告を出すのはやめましょう。具体的な事例では「広告で何本でもつけ放題と書いてあったが30分以内という短い時間制限があると言われた」「フレアタイプの毛を5束ずつつけられたので『普通、まつげ1本に1本をつけるのでは?』と聞いたら『それは店によって色々あるが、当店の場合はこれが普通です』と言われて返金もしてくれなかった」等々、まつげエクステに期待する消費者をがっかりさせるような広告の出し方をすると次の来店はないでしょう。現在はインターネットの口コミを見てサロン選びをするような人も増加しています。広告の出し方作り方などで迷った時は消費者の立場になって「掲示板の書き込み」をチェックするなど研究しましょう。アイメイクは技術の向上や流行の変化に伴って、次々と新しい方法が考案されてきました。最近では女性誌などで「目力メイク」といわれるような目を強く印象づけるアイメイク法がよく紹介されています。こういった中には、化粧品メーカーの想定していない危険なものもあり注意が必要です。ケース1 まぶたの内側の粘膜にまでメイクをする女性向け雑誌のメイク記事などでは「大きく、パッチリと引きしまった目元」を作るために、アイラインなどをまぶたの際や内側の粘膜にまで塗るといったメイク方法が紹介されています。しかし、まぶたの際には目を保護するための油分を出す分泌腺があります。これをマイボーム腺と呼び、マイボーム腺が塞がれると、ドライアイや麦粒腫など目の病気を引き起こします。また、粘膜部にメイクを繰り返した結果、皮膚炎やまつげが抜けるなどの例もありました。身体に異常をきたす可能性のあるアイメイク法は「まつげの根元からマスカラを塗る・粘膜部分にアイシャドーを塗る・まつげの間を埋めるようにアイラインを引く」などです。正しい使い方は「マスカラは根元を避けて塗る・粘膜部分のアイシャドーは避ける・アイラインはまつげの外側に」です。アイメイクと同様、まつげエクステでも毛穴や粘膜付近にまつげエクステを接着することは、前述のトラブルを誘発しますので充分な注意が必要です。ケース2 カラーコンタクトレンズカラーコンタクトレンズは、しばらくの間雑貨として扱われてきました。そのため、ディスカウントストアやインターネットの通販などで販売され、眼球に危険が及ぶ粗悪品が流通したこともあります。また、間違った使用方法によるトラブルも報告され、現在では度の有無にかかわらず「高度管理医療機器」に指定され薬事法の規制対象となりました。販売にあたっては厳しい管理が義務付けられています。アイメイクは、まつげエクステに限らずトラブルを引き起こすことがあります。中には、まつげエクステと危険なアイメイクを併用している顧客もいます。カウンセリングのときにアドバイスできるよう危険なアイメイク方法に関しては、常に情報を収集するようにして把握しておきましょう。153サービス等に対する消費者の不満報告例広告(サービス)まつげエクステ以外のアイメイクトラブル事例

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