まつげエクステ技術者養成基礎講座 Ver.6.1
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1ウイルス性結膜炎診察を受けるようお伝えしましょう。守る働きをしています。結膜炎は、ウイルスなどの感染やアレルギーによって起こります。例えば、季節により花粉症で目のかゆみや流涙などを患う方がいらっしゃいますが、これも結膜炎のひとつです。そのため、一般の方にもよく知られた病気です。まつげエクステの施術後「まぶたが腫れた」「目がかゆい」などのご相談をお受けした場合、直ちに眼科医の※顧客から上記の症状を呈したと相談を受けた場合は、安易に自ら解決しようと試みるのではなく(顧客と因果関係を一緒に考えてどうするか検討するのではなく)、まずは眼科を受診していただくという心構えが必要です。結膜とは、白目とまぶたの裏側を覆っている半透明の薄い膜のことです。異物や病原体の侵入などから目を結膜炎とはどのような病気なのか?何らかの原因で結膜に炎症が起きる病気を「結膜炎」と言い、充血、かゆみ、目ヤニなど様々な症状が現れます。結膜炎には、大きく分けてウイルスや細菌などに起因する「感染性結膜炎」とアレルギーなどに起因する「非感染性結膜炎」の二つがあります。ウイルスの感染によって起きる結膜炎です。ウイルスは細菌よりもずっと小さく、他の生物の細胞に入り込んで増殖します。また、結膜炎を引き起こすウィルスは温度や湿度が高い場所を好むため暖かい季節によく流行します。ウイルス性の中でも「流行性結膜炎」「咽頭結膜熱」「出血性結膜炎」は特に感染力が強く「はやり目」とも呼ばれています。a )流行性結膜炎アデノウイルスと呼ばれるウイルスの一種によって起こる結膜炎です。症状は、非常に強いものが多く、白目部分の充血、大量の目ヤニ・涙が出る、瞼の腫れ、目の痛みなどを生じます。結膜以外にも、角膜(黒目の部分)にキズがついて目がゴロゴロしたり、耳の前のリンパ腺が腫れ、触れると痛みが出ることがあります。また、子供や症状が重い人は、まぶたの裏側の結膜に偽膜と呼ばれる白い膜が出来ることがあります。流行性結膜炎は、約1週間から10日の潜伏期間を経て発病します。初めは、片目だけに発症し、数日後にもう片方の目にも症状が現れます。発症してから約1週間強い症状が続きますが、その後しだいに軽くなり2~3週間で治ります。結膜炎の症状が改善するころに、角膜の表面に小さい濁りがでてくることがあります。濁りがでると、目のかすみやまぶしさを感じます。これは時間が経つにつれて自然に消えていきますが、重症の場合はステロイドの目薬を使うことがあります。濁りは数か月続く場合があります。71結膜について感染性結膜炎結膜炎

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