まつげエクステ技術者養成基礎講座 Ver.6.1
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せず、まずは病院で受診するようお伝えしましょう。85まつげエクステのトラブルとしての接触性皮膚炎終りに以下の基礎知識をもって施術に臨む必要があります。・初回の施術でも発症する場合や、施術を重ねてゆくうちに発症する場合もある。・過去に問題のなかった物質でもかぶれることがある。・アレルギー性の原因物質は接触すると必ず症状再現する。・アレルギー性の場合は接触した範囲外にも症状発現する。・アレルギー性の場合は両側のまぶたに症状が出現する。・刺激性の場合は片側のみ発症することもある。まつげエクステに関する接触性皮膚炎で考えられる原因物質・化粧水、クレンジング、マスカラなどの化粧品の成分または揮発物質・グルー「まつげエクステ用接着剤」(低刺激のグルーでも発症することがある)・ツィーザー(金属アレルギー)・固定テープ(敏感肌用でも発症することがある)・トレータイプの人工毛に付着しているわずかな粘着剤・不衛生な状態の人工毛やツィーザーに繁殖している雑菌・ツィーザーや人工毛の静電気この他にも可能性は多数ありますが、まつげエクステによって起こりうる接触性皮膚炎は、施術技術に大きく影響されるものではなく、主に体質や使用状況に関わってくるものです。トラブルを未然に防ぐため個別のカウンセリング、サロンでの衛生管理が非常に重要となります。接触性皮膚炎は、原因物質を特定し早期に治療すれば比較的すぐに治るといわれています。しかし、原因である物質は数多く存在し、正確に特定するためには専門医の診断が必要です。また、皮膚炎が悪化することで肌のバリア機能が低下し、細菌による感染症を併発することも稀にあります。不衛生な環境は様々な病態の温床となりますので、衛生管理には細心の注意を払うことが大切です。万一のトラブルの際(顧客から肌の異常を電話などで伝えられた場合)は、その症状が軽症でも独自で判断

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