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『いつもは平気なのに…』が一番危ない?花粉シーズンに注意したい基礎知識

2026年03月31日
2026年03月31日

こんにちは。

松風のお客様窓口を担当しているひじかたです。

今年もつらい花粉の季節がやってきましたね。

毎年この時期、施術者さん達はドキドキしますよね…。

いつもは全然平気なお客様でも、花粉症で免疫がフル稼働しているときは、普段は何ともないグルーに敏感に反応しちゃうことがあるんです。

せっかく可愛くしに来てくれたのに、目が腫れたり真っ赤になったりするのは、私たちも本当に悲しい!(涙)

そこで、本日は、花粉の時期に知っておきたいマツエク情報をお話ししたいと思います。

知っていますか?「アレルギー」のメカニズム

昨今、急増している「アレルギー」について、どれくらい知っているでしょうか?

アレルギー発症メカニズムの基本を理解して、接客に役立てましょう。

免疫システムについて

私達の身体には、外からの細菌やウイルスなどの有害な異物などから身を守るための「免疫」という仕組みが備わっています。

花粉症をはじめとするアレルギー反応は、本来は体を守るはずの免疫システムが、無害な物質(花粉など)に対して過剰に攻撃を仕掛けてしまうことで起こります。

アレルギー反応について

「感作(かんさ)」と「発症」の2つのステップで分かりやすく解説します。

STEP1. 感作(かんさ):体の中に「指名手配書」ができる

初めて花粉が入ったとき、体は「こいつは悪いやつだ!」と勘違いして記憶します。

攻撃の準備として、鼻の粘膜などに「花粉専用の見張り番」を配置して待ち構えている状態です。

STEP2. 発症(はっしょう):見張り番が「警報物質」をバラまく

再び花粉が入ってくると、見張り番が「敵だ!」と大騒ぎして、体の中に「警報物質(ヒスタミンなど)」を大量にバラまきます。

この物質が鼻や目の神経を刺激して、追い出そうと「くしゃみ」や「涙」を無理やり出させるのが発症です。

なぜ過剰に反応してしまうのか?

近年の研究では、主に以下の3つの要因が重なることで発症しやすくなると考えられています。

要因 内容
バリア機能の低下 乾燥や炎症で皮膚や粘膜のバリアが弱まると、抗原が侵入しやすくなります。
遺伝的素因 アレルギー反応を起こしやすい体質(アトピー素因)の遺伝。
環境の変化 衛生環境の変化や排気ガス、食生活の変化、ストレスなどが免疫バランスを崩す一因に。

 

さて、アレルギー反応のメカニズムについてご理解いただけた後は、これがどのようにサロンワークに関係してくるのかを考えてみましょう。

 

「花粉×マツエク」関係あるの?

結論!大ありです!

そもそもアレルギーというのは、現代においては誰にでも起こり得るもの。

目元という繊細な部位を扱うマツエクサロンも、他人事ではありません。

1.マツエクと花粉の関係性について

マツエクは構造上、花粉が引っかかりやすい

複雑な構造をしている目元ですが、マツエクを装着することで、化粧品やほこりなどが溜まりやすい状態になることは、既に周知いただいているかと存じます。

花粉も同様に付着し、瞬きや目元を触る動作により、花粉が粘膜に触れる可能性は容易に考えられます。

痒くて目を擦ってしまうと・・・

花粉による痒みで目を擦ると、エクステの根元がまぶたを刺激している恐れがあります。

さらに痒みを助長し「痒みのループ」から抜け出せないことも。

地まつげへのダメージも気がかり

「擦る」という動作は、地まつげやエクステが抜けてしまう、取れてしまうというリスクもあります。

2.マツエクが原因でアレルギーを発症することも考えられる?

もちろん考えられます。

特に、花粉症の方や何かのアレルギーをお持ちの方には、注意が必要です。

更に、花粉症の時期は、ただでさえ免疫がフル稼働で花粉(アレルゲン)と戦っている状態ですので、

揮発物質や金属なども、敵とみなされて攻撃対象になる可能性は十分に考えられます。

 

施術道具がアレルゲンになることも知っておこう

グルーが硬化する際に発生する揮発物質や、施術道具で用いるツイーザー(金属)が原因で、

目が痒くなる、赤く腫れるなどのアレルギー反応を引き起こすことがあります。

 

例)

シアノアクリレート・・・グルーの主成分

金属アレルギー・・・ステンレス製ツイーザー

光線過敏症・・・主に紫外線、まれに蛍光灯やスマホの光

テープ・・・サージカルテープなど

アルコール・・・前処理剤などに含まれる微量のアルコールや手指消毒

 

お客様にご案内したい対策とご提案

すでに何等かのアレルギーを発症しているお客様はもちろんのこと、

今後、突然アレルギーを発症するお客様がいらっしゃることも念頭に置き、

以下の対策とご提案を覚えておきましょう。

 

サロンスタッフへの「事前相談」のススメ

 

『ちょっと痒いかも?』『いつもより目が重い気がする』という小さなサインを教えてほしいとお伝えしておきましょう。

サロン側は、お客様がどんな些細なことでも話やすい環境、関係性を構築する努力も怠らずに!

また、カウンセリングで聞くほか、カウンセリングシートを書いてもらうことも効果的です。

お話が得意でないお客様も中にはいらっしゃいますので、カウンセリングシートの内容を充実させるなど、工夫を凝らしてみてください。

体調が優れない方、何か違和感を感じている方には、パッチテストの実施や、グルーの変更など、

サロンができる「守りの技術」も紹介しましょうね。

 

この時期だけの「特別デザイン」をご提案する

装着本数を減らす・細くする: 自まつ毛への負担を最小限にし、根本の通気性を良くする。

長さを「マイナス1〜2mm」へ: 物理的に接触面積を減らし、洗顔しやすくする。

目尻を外すデザイン: 涙や目薬で濡れやすい目尻を避けることで、モチを良くする裏技。

カールを「一段階アップ」: 視界に毛先が入るのを防ぎ、ムズムズ感を軽減。

お客様の目の形やまぶたの形を考慮し、適切な装着方法を見極めましょう。

徹底ケア:「全オフ+アイシャンプー」をセットに!

春だけは一度リセット(全オフ)して、アイシャンプーで毛穴の奥まで花粉を丸洗い!

アイシャンプーの重要性: 指が届かない「根元の隙間」に詰まった花粉・皮脂・メイク汚れを泡で吸着。

オフ(掛け替え)の推奨: この時期だけは「リペア」より「全オフ」が衛生的にベストである理由。

サロン側でできるトラブル回避術

施術中は目を閉じているため、眠ってしまう方も多いはず。

瞼の力が抜けて、薄目が開いてしまう方には注意が必要です。

グルーの揮発物質の動きにも関わってくるので、順番に説明しますね。

 

1.グルーの揮発物質の動きを知っていますか?

グルーは、液体から固体になる際、揮発しながら硬化していきます。

揮発物質“シアノアクリレート”は、目に見えませんが、

例えるならドライアイスのような動きをしています。

空気より重たいため、寝転んで施術をするマツエクでは、

気化したシアノアクリレートが目元やお顔周りに浮遊または付着します。

 

2.薄目が開いていたら・・・?

では、想像してみてください。

薄目が開いている状態で、粘膜に触れると刺激に感じる方もいらっしゃるシアノアクリレートが、

目元付近に浮遊しているところを。

施術中や施術後に、涙が出る、目がしみる、充血しているなどの症状が出た場合、

薄目が開いていて、揮発物質が粘膜に触れた可能性が考えられます。

もし、体調が悪い時だとどうでしょう?

症状がもっと酷くなることも考えられます。

 

3.軽く考えずに、しっかり対策を!

お客様と自店を守るためには、いざというときのトラブル回避術が欠かせません。

アレルギーっぽい方、体調がすぐれない方、すでに何かしらのアレルギーを発症している方に対して、

トラブルを軽減する知識を知っておきましょう。

 

・パッチテストを行う

・目尻に数本だけ装着して様子を見る

・保護クリームを塗る

・ブロアでこまめに乾かす

・低刺激グルーを使用する

・根元を離して装着する

・いつもより少ない装着本数に留める

・チタン製のツイーザーを使用する

・LEDで施術する

など。

 

おわりに:マツエクは「気分を上げる」お守り

花粉症で悩む方が多いこの季節は、体調不良や肌トラブルで、気分が上がらない日が続きがちです。

この時期は、マツエク装着にはいつも以上に注意してほしい季節でもありますが、

メイクが楽しめない時期だからこそ、マツエクが心の支えになることもあります。

そして、お客様によっては、マツエクを装着できないという判断をしなければいけない場合もあります。

サロンとしては、お断りすることは非常に心苦しいものではありますが、「お休みする勇気」も大切。

装着できない場合は、「地まつげを育てる期間にしましょうね」など、ポジティブな言葉でお声がけし、

お客様のモチベーションを維持して差し上げましょう。

こういう時こそ、適切なご提案ができるサロンは信頼を勝ち取ることができるはずです。

この記事を書いた人
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ひじかた
SNSや広告を通じて、皆様と松風を繋ぐ架け橋を担当しています。 百貨店の美容部員として培った「お客様に寄り添う視点」を大切に、心ときめく情報をお届けします。 毎日、愛犬を愛でるのが元気の源(肉球吸ってます)。