まつげの根本が白くなる現象。あれは一体何なんだろう?
皆様、ご機嫌いかがでしょうか(*^^*)
松風のひじかたです。
いよいよ梅雨の時期になりました。
高温多湿になるこの時期は、毎年【白化現象】のお問い合わせが増えます。
白化が起こる前に、そのメカニズムと対策について知っておきませんか?
目次
白化現象ってなに?
「施術後にまつげの根本に白い粉のようなものが付いている」という経験や、
お客様から「まつげに白いものが付いていて取れない」といった
お問い合わせの経験はありませんか?
それ、白化現象です。

白化現象が起こるメカニズム
白化現象が起こるメカニズムをご説明する前に、
何が関係しているのか、という所にも触れてきたいと思います。
何が白くなっているの?
白化現象は、グルーが硬化する際にごく微量発生している揮発物質が、肉眼で見える状態になったもの。
そう、グルーの揮発物質とは、グルーの主成分であるシアノアクリレートのことを指します。
グルーは黒いのに、白くなるのは不思議ですよね。
なぜ高温多湿が関係するのか?
白化現象は夏季に出現しやすくなります。
それは、【水分】に関係しているからです。
前回のブログ[グルーって何でできてるの?グルーの謎が一気に解ける優しい解説]でもお伝えした、シアノちゃんと仲良しな水滴ちゃんの存在です。
グルーは、空気中の水分に反応して硬化を開始します。
グルーが固まるためには水分は必要不可欠なのですが、多すぎると白化現象を引き起こします。
完全硬化するまでは、洗顔や入浴を控えていただくように案内するのは、
白化現象を予防することにも繋がっていたのですね。
揮発物質の動きも関係している
グルーの揮発物質は、ドライアイスと似た動きをします。
揮発する際にシュッと上に(外)に広がりますが、
空気よりも重いため、目元やお顔に落ちてきます。
そして、この時に気化したシアノアクリレートが水に濡れたり、油分や汚れが付着すると結晶化します。
大げさにすると、こんな感じです▼
しかし、実際は、気化する量はごくごく微量ですので、イメージとして捉えてくださいね。

白化の原因は、たくさんあった!
実は白化現象の原因は、水分だけではありません。
白化する原因と考えられることは、沢山あるのです。
・顧客の汗・涙をそのままにしていた。
・不衛生な人工毛を使用していた。
・前処理を適切に施していなかった。
(化粧品・菱汚れ・リムーバー・クレンジング・前処理剤が残っている)
・前処理後にまつげを指で触った
・ブロアによるグルー硬化をしっかりしていなかった
・施術直後に洗顔や入浴などで水分に触れた。
などが、挙げられます。
白化を防ぐための対策
原因が分かれば、どう対策すれば良いか、もう分かりますよね😌
・顧客の汗・涙をそのままにしないこと。
・不衛生な人工毛を使用しないこと。
・前処理を適切に行うこと。
(顧客のまつげを清潔にし、ブロアでしっかり乾かす)
・前処理後のまつげに指で触れないこと。
・グルーは適量を塗布すること。
(グルーの粘性やセットタイム等の特性を把握し、適切に使用する)
・仕上げのブロアによるグルー硬化は必ず行うこと。
・装着直後に洗顔や入力などは行わないこと。
白化現象が生じたときの対策
残念ながら、白化している箇所は、擦っても引っ張っても何しても取れません。
付け直しをするのが、顧客にとっても1番納得のいく解決方法と言えますが、
一時的な対応としては、まつげエクステ専用のコーティング剤やマスカラを塗りましょう。
黒色の色付きであれば、さらに目立ちにくくなります。
白化現象を避ける最も効果的な方法とは?
施術後の過ごし方を気にせずに、白化現象を避ける最も効果的な方法は、
ズバリ!LEDマツエクでしょう。
上記にご案内した対策の中には、サロン側で防げる項目が多くありますが、
唯一、お客様に委ねなければいけない点は、施術後の過ごし方です。
これさえクリアすれば、更に白化現象の出現確率を下げることが可能と考えられます。
まとめ
白化現象がどういうときに起こるのか、もうお分かりですね?
過剰な水分や皮脂汚れが関係しています。
特に梅雨や夏場に発生しやすいので、湿度コントロールに注意してください。
そして、湿度・温度の室内環境の影響を受けにくいLEDマツエクも効果的であるということも忘れずに✨
余談ですが、白化現象は、まつげだけでなくグルーのノズルにも発生することもあります。
グルーを出したら、その都度きれいに拭きあげるのは、白化現象の予防をしていることにもなっているんですよ。